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シェーグレン症候群

●概要
 免疫の異常によって唾液腺や涙腺が障害されることで、口や目が乾燥しやすくなります。

●原因
 免疫の異常によって唾液を分泌する腺が障害され、口が渇きやすくなります。

 
●シェーグレン症候群に関する鍼灸の論文紹介
【鍼施術によるシェーグレン症候群の口腔乾燥感の変化】
 この論文は、私がデータの測定と解析を主に担当させていただいた研究です。私自身にとって、初めて海外の医学雑誌に名前を載せていただいた論文でもあります。
 この研究では、シェーグレン症候群に伴う口腔乾燥症(ドライマウス)の患者さん1名を対象に、小唾液腺を狙って鍼施術を行い、唾液の分泌量や飲水頻度などの変化を調べています。
 施術前は、口の中を潤すために約10分に1回の頻度で水分補給を必要としていましたが、施術を重ねるにつれて飲水間隔が延長し、最終的には2~3時間続けて水分をとらずに過ごせるようになりました。一方、サクソンテストによる唾液分泌量には、明らかな変化はみられませんでした。
 この結果は、全唾液量の約90%以上を占める大唾液腺ではなく、日常的な口内の湿潤を担う小唾液腺が鍼刺激によって活性化されたことで口腔乾燥感が大幅に軽減した一方、小唾液腺の分泌量は全唾液量10%未満にとどまるため、全体の唾液量測定には反映されにくかったのではないかと考察しました。

 

引用

Takakura N, Yamada T, Tanaka T, Yokouchi M, Takayama M, Schlaeger JM, Yajima H. Acupuncture targeting the minor salivary glands for dry mouth: a case report. Acupunct Med. 2023 Jun;41(3):192-194. doi: 10.1177/09645284221131340. Epub 2022 Dec 13. PMID: 36510788.

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